外壁サイディングとコーキングの常識

サイディングとコーキングをジョイントする方法についても常識が覆った歴史があります。
以前は、ジョイントする際に、サイディングとサイディングと裏面の三面をコの字型に接着する三面接着というジョイント方法が主流とされていました。
ところが、この三面接着で施工された何万、何十万戸と建てられた家のコーキングが、次々と破断するという不具合が発生し、その工法が間違っていることがわかりました。
コーキングが裏の金具と接しているためにサイディングの伸縮によって切れてしまうという事がわかったのです。
今は、サイディングとサイディングだけをを接着する二面接着が常識となっています。

これも、失敗から常識が変化した事例のひとつですが、この常識の変化を知識として吸収していない、いまだに知らず三面接着でジョイントしている業者がいるのです。