外壁塗装の塗料の種類
『塗料 = 着色顔料(色)+ 樹脂(ボンド)』
塗料は、ボンドとなる樹脂に着色のための顔料を加えてできています。
樹脂の種類は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等があり、それぞれ耐久性と価格が比例します。
①アクリル塗料(耐久性:5~7年)
②ウレタン塗料(耐久性:7~10年)
③シリコン塗料(耐久性:10~15年)
④フッ素塗料(耐久性:15~20年)
⑤付加価値塗料(耐久性:10~15年)
⑥無機塗料 (耐久性:15~20年)
塗料は、大きく分けると、水性系塗料、油性系塗料とわかれます。
それぞれの特性を知って適切な選択をする必要があります。
水性型塗料
水で薄めて使用。
扱いやすく、作業性に優れているため、DIYによく使われる。
溶剤系に比べ価格が安いく、臭いが少ない。
耐久性、耐候性がやや悪い。
油性型塗料
水性系に比べ価格が高いが、耐久性、耐候性に優れている。
扱いにくく、作業性がやや悪い。
シンナーで希釈するため溶剤臭がする。
また、油性型塗料は、1液型と2液型があり、基本的には1液型よりも2液型の方が強い塗料です。
油性1液型
1種類の塗料を使用。
水やシンナーで希釈するだけで硬化反応する為、硬化剤が不要。
作業効率がよく経済的。ただし、耐久性は低く外壁塗装にはあまり適さない。
油性2液型
塗料の主剤と硬化剤の2種類を調合して使用。
調合翌日には硬化して使用できなくなるので作業効率が低いが、耐久性・機能性が高い。